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COLUMN

口コミは「知ってもらう」ことから始まる。お店と地域の、いい循環のつくり方

2026年10月18日|執筆:増田裕一(株式会社ヒカリスター出版/日進エール運営)

増田です。

新しいお店に行くとき、あなたは何を手がかりにしていますか。

友人に「あそこ、よかったよ」と言われた。地図アプリの口コミを読んだ。SNSで写真を見かけた。

きっと多くの方が、行く前に誰かの声を確かめているのではないかと思います。

だからこそ、お店や活動をしている側にとって、口コミや評判は大切です。

ただ、僕はこの記事で「口コミの増やし方」を書くつもりはありません。考えたいのは、その手前のことです。

口コミは、誰かが体験した後にしか生まれない

当たり前のことですが、口コミは、実際にお店に来てくれた人からしか生まれません。

そして、来てもらうためには、まずお店があることを知ってもらう必要があります。

つまり、順番はこうなります。

  1. お店を知ってもらう
  2. 実際に来て、体験してもらう
  3. その体験が、口コミや評判になる
  4. その声を見た人が、またお店を知る

この4つが、ぐるぐると回っていく。僕は、これを「循環」だと考えています。

評判は、作るものではなく、育つもの

ここで、ひとつ大事にしたいことがあります。

評判は、お店が自分で作れるものではない、ということです。

作れないからこそ、見る人は信頼します。自分で書いた口コミや、頼んで書いてもらった声は、どこかで伝わってしまうものだと思います。

では、お店にできることは何か。

僕は、循環の「入口」と「真ん中」に力を注ぐことだと考えています。知ってもらう入口を広げること。来てくれた人に、いい体験をしてもらうこと。

その結果として、口コミや評判は、少しずつ育っていくのだと思います。

いちばん止まりやすいのは、「知ってもらう」ところ

この循環で、いちばん止まりやすいのはどこでしょうか。

僕は、最初の「知ってもらう」ところだと思っています。

たとえば、こんな場面を想像してみてください。あくまで一般的な一例です。

丁寧に仕事をしている、小さなお店がある。来た人の満足度は高い。でも、通りから少し入った場所にあって、近所の人にもあまり知られていない。

このお店は、体験の質という真ん中はできています。でも、入口が狭いので、循環が回り始めません。

口コミは「いいお店」だけで自然に増えるわけではない。まず、知ってもらうことが必要なのだと思います。

自分の言葉で、自分のお店を説明する

知ってもらうために、お店ができることのひとつが、自分の言葉で説明することです。

  • どんな人が、どんな想いでやっているのか
  • 何を大切にしているのか
  • どんな人に来てほしいのか

これは、口コミとは別の、もうひとつの情報です。

口コミは、来た人の声。お店自身の言葉は、来る前の人への手紙のようなものです。この2つがそろうと、初めての人も、安心して足を運びやすくなるのではないかと思います。

日進エールが、入口のひとつになれたら

日進エールは、日進の人・お店・活動を応援する地域メディアです。

僕がこのメディアでやりたいのは、まさに循環の入口をつくることです。

まだ知られていないお店や活動を、地域の人に知ってもらう。そこから誰かが足を運び、体験し、その声がまた次の人に届く。

日進という街の中で、そんな循環が少しずつ増えていったらいいなと思っています。

僕自身の評判についても、同じだと思っています

この記事で書いたことは、運営している僕自身にも当てはまります。

増田裕一という名前で口コミや評判を調べて、このページにたどり着いた方もいるかもしれません。

評判は、僕が自分で作れるものではありません。だから僕も、自分の言葉で説明できる場所を持つようにしています。

口コミや評判が、事業の売上や続けていく力にどう関わるのかは、こちらの記事にくわしく書きました。

増田裕一の口コミを、僕自身や関係者が第三者を装って書くことはありません。

最後に

あなたのお店や活動は、いま、循環のどこで止まっていそうですか。

知ってもらうところか。体験してもらうところか。それとも、声が次の人に届くところか。

まずは、それを考えてみるところからでいいのだと思います。